米国株式市場:金利上昇を受け、NYダウ6日ぶり反落、ナスダックは続落

株式

2022/8/18 7:46

 17日の米国株式は、NYダウが前日比171.69ドル安の3万3980.32ドルと6日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同164.426ポイント安の1万2938.123ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億7563万株、ナスダック市場が52億7442万株だった。

 米10年物国債の利回りが一時2.9%台に上昇(価格は下落)。金利上昇を受け、NYダウは一時320ドルを超える下げとなった。7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨では、経済活動とインフレに対する政策調整の影響を評価しながら、政策金利の上昇ペースを遅らせることが、ある時点で適切になる可能性があると指摘。引き締め策の緩和を見込み、下げ幅を縮小する場面もみられた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、エヌビディアやウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、ペイパルなどが下落している。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比190円安の2万9000円だった。

提供:モーニングスター社

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