昭和電工、異種材料接合技術を用いたフィルムタイプ接着剤の量産化を検討

株式

2022/9/1 15:56

 昭和電工<4004.T>は8月31日、異なる素材をわずか数秒で高強度に接合できる異種材料接合技術「WelQuick」を用いたフィルムタイプ接着剤の量産化の検討を開始したと発表した。

 同製品は、長時間の高温加熱が必要だった従来の液状接着剤と比べて工数や電力消費の削減につながり、生産時の二酸化炭素排出量を削減できるという。その特徴を生かし、カーボンニュートラルの要請が高まる自動車業界や電子材料分野などに向け、23年からの量産を検討する。

 1日の終値は、前日比25円安の2130円。

提供:モーニングスター社

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