<特集>注目度アップ、リサイクル関連(2)=ゲオHD―リユース系事業が増収を確保

株式

2022/9/22 17:12

 ゲオホールディングス(ゲオHD)<2681.T>を狙いたい。同社は、総合リユースを手がけている。23年3月期第1四半期(22年4-6月)の連結決算は、売上高が813億7700万円(前年同期比7.0%増)、営業利益が40億2700万円(同3.5倍)だった。リユース系事業の売上高が300億1100万円(同27.7%増)と大幅に増加。2nd STREETが、新店効果とコロナ禍からの衣料品の販売回復により増収を確保した。メディア系事業も、売上高が161億4000万円(同23.0%増)と好調に推移。スマホ・タブレットなどの通信機器の売上が堅調だった。人流の改善が進むとみられるほか、リユース品を活用する生活スタイルが定着し、今後もリユース市場の拡大が見込まれ、同事業の拡大が期待される。

 株価は、9月12日に年初来高値となる1756円を付けた。その後、利益確定売りに押される場面もみられたが、PBRは0.9倍台で、解散価値とされる1倍を割り込んでおり、割高感は少ない。

提供:モーニングスター社

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