日経平均は194円高、きのう大幅続落の反動で自律反発狙いの買いが先行、一巡後はもみ合い

 27日午前10時時点の日経平均株価は前日比194円79銭高の2万6626円34銭。朝方は、きのう大幅に3営業日続落した反動で自律反発狙いの買いが先行した。先物買いを交えて上げ幅を広げ、一時2万6663円64銭(前日比232円09銭高)まで上昇した。一巡後はもみ合い商状となっている。

 業種別では、住友鉱<5713.T>、大阪チタ<5726.T>、邦チタ<5727.T>などの非鉄金属株が堅調。日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も高い。資生堂<4911.T>、花王<4452.T>、三菱ケミG<4188.T>などの化学株や、任天堂<7974.T>、凸版<7911.T>などのその他製品株も値を上げている。

 半面、JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>などの陸運株が軟調。郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>などの海運や、東急不HD<3289.T>、野村不HD<3231.T>などの不動産株もさえない。

 個別では、ハピネット<7552.T>、広済堂HD<7868.T>、シンクロF<3963.T>などの上げが目立つ。半面、力の源HD<3561.T>、シモジマ<7482.T>、ウェルビー<6556.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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