日経平均は200円安、NYダウの連日年初来安値更新を受け売り先行

 28日午前10時時点の日経平均株価は前日比200円57銭安の2万6371円30銭。朝方は、27日の米国株式市場でNYダウが連日で年初来安値を更新した流れを受け、売り先行した。先物売りを交えて下げ幅を拡大し、一時2万6359円38銭(前日比212円49銭安)まで下落した。その後も安値圏で推移している。

 業種別では、Jフロント<3086.T>、三越伊勢丹<3099.T>、高島屋<8233.T>などの小売株が軟調。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株や、住友倉<9303.T>、三菱倉<9301.T>などの倉庫運輸関連株も値を下げている。T&DHD<8795.T>、MS&AD<8725.T>、第一生命HD<8750.T>などの保険株や、東急<9005.T>、西武HD<9024.T>、近鉄GHD<9041.T>などの陸運株も安い。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、みずほ<8411.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株も売られている。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株が堅調。HOYA<7741.T>、セイコーHD<8050.T>などの精密株も高い。

 個別では、ヒマラヤ<7514.T>、スギHD<7649.T>、ハードオフ<2674.T>などの下げが目立つ。半面、エーザイ<4523.T>がストップ高カイ気配となり、シスメックス<6869.T>、トピー工業<7231.T>などの上げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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