<米国株情報>アップル、「iPhone14」の海外生産拠点を中国からインドに移転へ

株式

2022/9/28 10:34

 IT大手アップルは26日、新型の「iPhone14」をインドで生産すると明らかにした。

 アップルはこれまで、iPhoneを主に中国で製造していたが、地政学的な緊張や新型コロナ感染再拡大によるロックダウン(都市封鎖)などの規制強化でサプライチェーンの混乱が起きていることから中国への依存を減らす計画。最近は中国市場で他社の格安商品が普及し、iPhoneの販売が伸び悩んでいることも背景にあるようだ。

 すでに、アップルは17年からインドでほかの「iPhone」シリーズを生産している。市場では、年末ごろからiPhone14の生産量の約5%をインドにシフトし、25年までにその割合を25%に引き上げるとみている。また、25年には全製品の約25%を中国以外の地域にシフトさせると予想している。

 アップルはベトナムにも小規模の生産拠点を持っており、インドとベトナムが中国の生産代替拠点として有望視されている。一部報道では、「iPad」やワイヤレスイヤホンをベトナムで生産する計画という。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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