明日の日本株の読み筋=不安定な値動きとなりそう

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株式

2022/9/29 16:30

 30日の東京株式市場は、不安定な値動きとなりそうだ。29日は、日経平均株価が9月権利・配当落ち分(約223円)を埋め大幅高となり、投資家心理にはプラスに働きそう。ただ、手がかり材料に乏しいなか、週末、月末、半期末が重なることもあり、様子見姿勢が強まることも見込まれる。市場では、30日に日経平均株価を算出する銘柄の入れ替えが行われる予定で「除外銘柄以外でも広く売りが出ると予想され、影響が大きそうだ」(中堅証券)と慎重な声も聞かれた。

 29日の日経平均株価は、前日比248円07銭高の2万6422円05銭と大幅反発して取引を終えた。通常取引終了後、東京証券取引所が発表した9月第3週(20-22日)投資部門別売買状況(現物株)によると、海外投資家は金額ベースで1756億円の売り越しで6週連続での売り越しとなった。個人投資家は2036億円の買い越しで2週連続で買い越しだった。

提供:モーニングスター社

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