三菱重工、北海道、関西、四国、九州の各電力会社と共同で革新軽水炉の基本設計を開始

株式

2022/9/30 15:35

 三菱重工業<7011.T>は29日、北海道電力<9509.T>、関西電力<9503.T>、四国電力<9507.T>、九州電力<9508.T>と共同で、将来にわたる日本のエネルギー安定供給に向け、従来の加圧水型軽水炉からさらなる安全性などを備えた革新軽水炉「SRZ-1200」のプラントのコンセプトを確立し、今後、基本設計を進めると発表した。

 軽水炉「SRZ-1200」は革新軽水炉のうち120万キロワット級の発電炉で、「安全系設備の強化」、「地震、津波など自然災害への耐性およびテロや不測事態へのセキュリティーの強化」などといった安全性、信頼性向上について、福島第一原子力発電所事故の教訓を反映した新しい規制基準を踏まえ開発中という。

 30日の終値は、前日比66円安の4806円。

提供:モーニングスター社

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