日経平均は278円高と大幅反発、終盤にかけ先物買い交え一段高、値がさハイテク株など上昇=3日後場

 3日後場の日経平均株価は前週末比278円58銭高の2万6215円79銭と大幅反発。朝方は、米金融引き締めによる景気減速懸念を背景に前週末の米国株式が下落した流れを受け、売りが先行した。時間外取引での米株価指数先物の下げも重しとなり、一時2万5621円96銭(前週末比315円25銭安)まで下押した。その後は、売られ過ぎ感や米株先物の持ち直しもあって押し目買いや買い戻しにプラス浮上した。後場入り後は上値が重くなる場面もあったが、先物買いを交えて一段高となり、終盤にかけて2万6223円84銭(同286円63銭高)まで上昇した。なかで、値がさハイテク株などが上昇し、指数を押し上げた。

 東証プライムの出来高は12億6934万株、売買代金は2兆9121億円。騰落銘柄数は値上がり893銘柄、値下がり883銘柄、変わらず55銘柄。

 市場からは「朝方の急激な切り返しは、指数一段安で中・長期的な資金が入り、買い戻しを誘った可能性がある。ただ、週末の米9月雇用統計など米経済指標の発表を控えており、このまま戻り相場に進むかは不透明だ」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。トヨタ<7203.T>、いすゞ<7202.T>、三菱自<7211.T>などの輸送用機器株も高い。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、コスモエネH<5021.T>、ENEOS<5020.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株も値を上げた。ブリヂス<5108.T>、TOYO<5105.T>、浜ゴム<5101.T>などのゴム製品株や、SUMCO<3436.T>、三益半導<8155.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も堅調。ダイキン<6367.T>、コマツ<6301.T>、クボタ<6326.T>などの機械株や、東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、TDK<6762.T>などの電機株も買われた。

 半面、東電力HD<9501.T>、関西電力<9503.T>、東北電力<9506.T>などの電気ガス株が下落。7&iHD<3382.T>、三越伊勢丹<3099.T>、H2Oリテイ<8242.T>などの小売株も安い。マルハニチロ<1333.T>、日水<1332.T>などの水産農林株もさえず、JR東海<9022.T>、JR東日本<9020.T>、京急<9006.T>などの陸運株も売られた。

 個別では、スタティアH<3393.T>がストップ高となり、ローツェ<6323.T>、ウェルビー<6556.T>、IBJ<6071.T>などの上げが目立った。半面、スターマイカ<2975.T>、TAKARA<7921.T>、カッパクリエ<7421.T>、ベース<4481.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、21業種が上昇した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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