明日の日本株の読み筋=上値は重く、手控えムードが広がる場面も

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2022/10/6 16:30

 7日の東京株式市場は、上値の重い展開となりそう。7日の日経平均株価は4日続伸したものの、取引終了間際に上げ幅を縮小した。日経平均株価は、200日移動平均線(2万7316円)や25日移動平均線(2万7364円)が上値として意識されるとみられるなか、戻り待ちの売りを吸収することができるかが、ポイントとなりそう。市場では、「現地7日の米9月雇用統計の発表を控えることや、スポーツの日を含め3連休となることから、積極的には手がけにくく、手控えムードが広がる可能もある」(中堅証券)との声が聞かれた。

 6日の日経平均株価は、前日比190円77銭高の2万7311円30銭と4日続伸して取引を終えた。通常取引終了後、東京証券取引所が発表した9月第4週(26-30日)投資部門別売買状況(現物株)によると、海外投資家は金額ベースで5644億円の売り越しで7週連続での売り越しとなった。個人投資家は6206億円の買い越しで3週連続で買い越しだった。

提供:モーニングスター社

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