【深センIPO】紙製包装材料メーカーの中栄印刷集団が11日に公募開始、4830万株発行予定

サーチナ

中国株

2022/10/7 9:22

 深セン証券取引所では10月11日、創業板への上場を目指す中栄印刷集団(301223/深セン)が新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。4830万株を発行予定で、公募終了後速やかに上場する見込みだ。

 同社は1990年に中山中栄紙類印刷製品有限公司として設立し、2016年に株式会社化して現社名となった。日用消費財、コンシューマーエレクトロニクス市場を主要分野とする、紙製包装の研究開発、設計、生産、販売を一体化したソリューションプラン提供を主業務とする。国内外の化粧品、オーラルケア、パーソナルケア、家庭用ケア用品、食品、健康食品、医薬品、タバコ、種類、オンライン教育、ECなど幅広い分野の顧客向けに、折りたたみボックス、ギフトボックス、販促・ディスプレイツール、パッケージ、スマート包装などさまざまな紙製包装品を提供している。主な顧客はP&G、マース、フィリップス、ネスレ、モンデリーズ、維達紙業、湯臣倍健、伊利などとなっている。

 21年12月期の売上高は25億4376万元(前期比16.87%増)、純利益は2億1300万元(同14.39%増)。22年1〜6月期の売上高は11億3399万元(前年同期比4.98%減)、純利益は9864万元(同2.02%増)。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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