明日の日本株の読み筋=神経質な展開か、FOMC後の米マーケット反応に注目、米雇用統計控えも

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株式

2022/11/2 16:32

 休場明け4日の東京株式市場は、神経質な展開か。日本時間3日未明に発表されるFOMC(米連邦公開市場委員会)結果や、その後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を受けて米国マーケットがどう反応するかが注目されるが、週末4日には米10月雇用統計の発表を控えており、売買を抑制する可能性もある。

 2日の日経平均株価は3日ぶりに小反落し、2万7663円(前日比15円安)引け。朝方は、1日の米国株安を受け、寄り付き直後に下げ幅は130円を超えた。売り一巡後は、好決算銘柄物色を支えに上げに転じる場面もあったが、買いは続かず、後場は再びマイナス圏入りし、総じて小安い水準で推移した。FOMCに加え、あすに休日を控えていることもあり、手控え気分となった。市場では、「日経平均は次々に上値抵抗線をクリアし、間近に迫った日足一目均衡表上の『雲』抜けという線も考えられる」(準大手証券)との声も聞かれた。

提供:モーニングスター社

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