【北京IPO】削岩工具メーカーの武漢恒立工程鑽具が28日に公募開始、1400万株発行予定

北京証券取引所への上場を目指す、削岩工具メーカーの武漢恒立工程鑽具(836942/北京)が11月28日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。1400万株を発行予定で、公募価格は14.2元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
同社は2001年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。削岩工具の研究開発、設計、生産、販売を主業務としており、工具のモデル選定、カスタマイズ生産、アフターサービスなどを含め、顧客向けに削岩工具のソリューションプランを提供する。製品やサービスは都市軌道交通、道路トンネル、鉄道トンネル、水利、都市地下管路、石油・ガス輸送管路などの掘削工事、鉱山採掘などに広く用いられている。中国中鉄、中国鉄建などの大手施工企業をはじめ、シールドマシンやトンネルボーリングマシン(TBM)、ドリルマシンメーカーなどを顧客に持っている。
22年1〜6月における売上構成はシールドマシンおよびTBM用ローラーカッターが43.73%、シールドマシンおよびTBM用カッタービットが18.91%、パイプジャッキング用ローラーカッターが13.23%、パイプジャッキング用カッタービットが1.48%となっている。湖北省のシールドマシン用切削工具、パイプジャッキング用切削工具市場においていずれも20%以上のシェアを持っており、同省における非開削削岩工具業界トップ企業となっている。
21年12月期の売上高は2億1680万元(前期比38.80%増)、純利益は4853万元(同18.23%増)。22年1〜9月期の売上高は1億4786万元(前年同期比8.08%減)、純利益は2978万元(同12.31%減)。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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