<米国株情報>アップル、中国でのiPhone減産は第1四半期に60億ドル減収要因と米調査会社

株式

2022/11/28 10:22

 IT大手アップルの「iPhone14」シリーズの中国における生産減少について、金融調査大手エバーコアISIは25日、顧客向けリポートで、年末の売上のうち、約60億ドルが年明けにずれ込むとの予想を示した。

 アップルは中国の河南省にある生産工場で、「iPhone14」シリーズの上位機種である「プロ」と「プロマックス」を組み立てているが、新型コロナ拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)などの影響で生産能力が低下し、出荷が大きく減少している。

 エバーコアは、受注から配送までの所要期間が1カ月以上を要すると指摘し、年末商戦の23年9月期第1四半期(22年10-12月)の売上のうち、約60億ドルが第2四半期(23年1-3月)にずれ込むと予想した。iPhone14に対する需要の高さから、「iPhone離れ」のようなことは起きないだろうとしている。

 ウェドブッシュ証券も、短期的に影響が出るものの長期的に大きな問題は起きないと指摘している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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