(再送)松屋R&D「エアバッグなど需要好調で成長トレンド明確に」=後藤秀隆社長に聞く(1)
2022/11/29 11:30
松屋アールアンドディ(松屋R&D)<7317.T>は縫製工程を自動化する独自技術を生かし、縫製自動機の開発・製造・販売のほか、血圧計センサーのカフ(腕帯)、カーシート、エアバッグなどの製造・販売など、幅広い事業を展開している。新型コロナの影響で一時は苦戦したものの、23年3月期は業績好調で、上期決算は大幅な増収増益を達成した。新規事業開発にも積極的で、長期的な成長期待も大きい。同社の現状と将来のビジョンについて後藤秀隆社長に聞いた。
――前年同期とは打って変わって、23年3月期の第2四半期累計(4-9月)決算は連結売上高28億7200万円(前年同期比17.4%増)、営業利益2億0200万円(同2.3倍)と好調でした。
「前年同期は主要工場のあるベトナムでコロナ対策規制が発令され、工場の稼働が大きく制限されました。受注は好調だったこともあって、納期対応のため残業代の増加やエア便を使ったことによる運賃なども発生し、それが利益面を圧迫しました。今期は中国のロックダウンや半導体不足によるメーカーの生産稼働停止の影響はありましたが、ベトナム工場は安定的な稼働を維持できました。製品面でいえば、エアバッグは新規得意先に対する生産が開始され、カーシートの生産は回復しています」
――通期業績予想は据え置きで、売上高61億6600万円(前期比9.3%増)、営業利益4億1000万円(同15.5%増)を見込んでいます。
「自動機、血圧計カフ、カーシート、エアバッグなどの需要は大きく、下期も好調な推移が続きそうです。中でも、カーシート、エアバッグに関しては、トヨタ自動車<7203.T>以外のメーカーの受注も予定しています。新型コロナ動向、ウクライナ情勢、米国のインフレなどを不透明材料とみていますが、前期のような厳しい状況にはならないでしょう。前期は新型コロナで足踏みを余儀なくされましたが、今後は改めて成長トレンドを鮮明にしていきたいと思っています。一方、引き続き新規事業を積極展開しており、幾つかの新規事業が本格的にスタートする見込みもあります」(2)につづく
提供:モーニングスター社
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