<米国株情報>ディズニーのアイガーCEO、雇用凍結方針を維持

株式

2022/11/30 9:45

 ウォルト・ディズニーのトップに復帰したボブ・アイガーCEO(最高経営責任者)は28日、ボブ・チャペック前CEOが11日に提案した従業員の新規採用の部分的凍結の方針を維持する考えを明らかにした。

 また、「ディズニー+(プラス)」を中心とした動画配信サービス事業については利益を優先させる方針を改めて強調。有料動画視聴者数の拡大に依存しない考えを示した。さらに、将来のM&A(企業の買収・合併)の可能性については、「現在の資産構成で満足している」とし、新たなM&Aの必要性を否定した。

 同社が11月8日に発表した22年9月期第4四半期(7-9月)の決算では、売上高が前年同期比9%増の201億5000万ドル、営業利益が同1%増の15億9700万ドルとなったが、「ディズニー+」などを含むダイレクト・コンシューマー・プロダクト事業は増収ながら営業赤字が14億7400万ドル(前年同期は6億3000万ドルの赤字)に拡大していた。

 アイガー氏はコンテンツの販売と流通に関連した組織改革について、各部門の幹部と協力して行うとし、権限を一人に集中させるよりも集団指導体制で進めたい考えだ。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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