12月1日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、弱含みの展開か

為替

2022/12/1 8:21

ドル・円予想レンジ:1ドル=137円00銭-138円50銭

 12月1日の東京外国為替市場で、ドル・円は弱含みの展開とみる。前日の米国時間はパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が講演で、12月13-14日開催予定のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ幅縮小を示唆したことから米長期金利が低下し、ドル売り・円買いが優勢となった。パウエル議長はタカ派的な姿勢を示すとの見方もあっただけに、東京市場でもこの流れが継続する見通し。一方、中国では感染対策の緩和の動きもみられており、中国リスクが後退するようならドル・円の支えになりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:7-9月期法人企業統計調査、11月消費動向調査

アジア:中国11月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)

北米:米10月個人消費支出・個人所得、米10月PCEデフレーター、米11月ISM製造業景気指数

欧州:独10月小売売上高、スイス11月CPI(消費者物価指数)

その他:ブラジル7-9月期GDP(国内総生産)、ブラジル11月貿易収支

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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