2日の東京株式市場見通し=反落後はもみ合いとなりそう

国内市況

2022/12/2 7:47

 予想レンジ:2万7900円-2万8200円(1日終値2万8226円08銭)

 2日の東京株式は反落後、もみ合いとなりそう。日経平均株価はきのう大幅に反発した反動や、戻り待ちの売りに上値が重かったことなどから、売り優勢スタートとなりそう。一方、サッカー・ワールドカップ(W杯)で、日本がスペイン戦に勝利し、決勝トーナメントへの進出を決めたことから、W杯の試合を配信する「ABEMA」を手がけるサイバー<4751.T>や、試合中継を見ることができるバーを運営するハブ<3030.T>などの関連銘柄が物色される場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の前半(1日は136円52-55銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=142円台の半ば(同142円02-06銭)とやや円安方向にある。

 1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、オムロン<6645.T>、ローム<6963.T>、みずほ<8411.T>などが、1日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比240円安の2万8010円だった。(高橋克己)

2日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 11月マネタリーベース

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米11月雇用統計

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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