5日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

国内市況

2022/12/5 7:47

 予想レンジ:2万7600円-2万8000円(2日終値2万7777円90銭)

 5日の東京株式は、弱含みの展開か。前週末2日に大幅安となったことや、現地2日の米国株式が不安定な値動きとなったことなどから、売り優勢となりそう。手がかり材料にも乏しいなか、様子見姿勢が強まるとみられる。ただ、中国で、北京や上海などの主要都市において、「ゼロコロナ」政策の一部が緩和されていると報じられており、上海総合指数の反応に影響を受ける場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の半ば(前週末2日は134円64-66銭)、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の半ば(同141円77-81銭)とやや円高方向に振れている。前週末2日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、任天堂<7974.T>、東エレク<8035.T>などが、同2日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同2日の大阪取引所清算値比50円安の2万7710円だった。(高橋克己)

5日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・特になし

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国11月財新サービス業PMI

・19:00 ユーロ10月小売売上高

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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