<米国株情報>デルタ航空のパイロット労組、今後4年間で30%超の賃上げで会社側と原則合意

株式

2022/12/6 8:47

 航空大手デルタ航空(本社・ジョージア州アトランタ)<DAL>のパイロット労組は先週末(2日)、今後4年間(22-25年)で30%超の賃上げを行うことなどで会社側と原則合意した。地元紙アトランタ・ジャーナル=コンスティテューションなどが3日、伝えた。

 パイロット労組は高インフレが進む中、会社側に賃金の大幅引き上げやコロナ禍後の旅行需要の急増による過密な運行スケジュールの緩和、医療保険料の減額などの待遇改善を求める一方で、10月末には、労使協議が合意しなかった場合、ストを実施する方針を賛成多数で決めていた。

 今回の40%超の賃上げは72億ドルのコスト増となる見通し。新労使協約締結時に18%、23年は5%、24年と25年は各4%の賃上げとなる。また、会社側は20-22年までの利益の22%相当を一時金で支払う。

 新労使契約の締結交渉は3年半前に開始されたが、コロナ禍中、交渉は中断されたため、16年に合意した古い労使協定が実施されている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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