【北京IPO】軟包装設備メーカーの遼寧春光製薬装備が7日に公募開始、1600万株発行予定

サーチナ

中国株

2022/12/7 9:23

 北京証券取引所への新規上場を目指す、液体充填機器など包装設備メーカーの遼寧春光製薬装備(838810/北京)が12月7日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。1600万株を発行予定で、公募価格は10元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。

 同社は2011年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。軟包装用スマート包装設備の研究開発、生産、販売を主業務としており、食品および薬品の液体充填設備、スティック状袋包装設備、アルミ・プラスチック包装設備、全自動パッキング設備などが主な製品。高い研究開発力と豊富な製品ラインナップにより伊利、妙可藍多、妙飛、蒙牛、華潤三九、広薬集団、太極集団など著名食品・薬品メーカーと安定的な提携関係を構築している。

 22年1〜6月期における売上構成は、食品包装設備が58.00%、薬品包装設備が35.42%となっている。中国包装連合会によれば、同社の低温ヨーグルト液体充填設備は21年の中国国内市場シェア第1位となっており、常温ヨーグルト液体充填設備市場でも業界上位のシェアを確保している。

 21年12月期の売上高は1億7854万元(前期比74.04%増)、純利益は3495万元(同12.71倍)。22年1〜9月期の売上高は1億5511万元(前年同期比43.69%増)、純利益は3277万元(同87.01%増)。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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