【北京IPO】スマート照明部品の珠海雷特科技が公募割れ、初値が公募価格を13%下回る17.4元

サーチナ

中国株

2022/12/7 9:43

 スマート照明部品メーカーの珠海雷特科技(832110/北京)が12月6日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格20.00元に対し、初値は13.00%低い17.40元だった。終値は同7.50%安の18.50元だった。

 同社は2003年設立の民営企業で、14年株式会社化した。調光機能などを持つスマート照明電源、LEDコントローラーの研究開発、生産、販売を主業務としており、主にミドルレンジ、ハイエンド向けに健康、省エネ、グリーン、環境保護の特性を持つ居住照明ソリューションプランを提供している。幅広い製品ラインナップ、高い適用性、安定した品質に加え、国内外の主要スマート家具クラウドプラットフォームに対応している。22年1〜6月期の売上構成は、スマート照明電源がが70.95%、LEDコントローラーが23.82%、スマート家具用製品が5.23%となっている。

 21年12月期の売上高は1億5153万元(前期比59.49%増)、純利益は4322万元(同2.12倍)。22年1〜9月期の売上高は1億2218万元(前年同期比24.44%増)、純利益は2851万元(同0.22%増)。

 新規上場に伴い調達予定の1億3764万元(約27億円)は、約74%の1億193元をLEDコントローラーおよびスマート電源生産拡大プロジェクトに、約26%の3571万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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