日経平均は199円安と3日ぶり反落、引けにかけ安値圏で停滞―値がさハイテク株中心に軟調=7日後場

 7日後場の日経平均株価は前日比199円47銭安の2万7686円40銭と3日ぶりに反落。朝方は、売りが先行した。米利上げ長期化への警戒感が続き、6日の米国株式が続落した流れを受け、前場早々に2万7646円78銭(前日比239円09銭安)まで下落した。その後、押し目買いに下げ渋り、一時2万7786円25銭(同99円62銭安)まで持ち直す場面もあった。ただ、買いは続かず、後場入り後は上値が重くなり、引けにかけて安値圏で停滞した。なかで、日経平均寄与度の高いファーストリテ<9983.T>や、半導体・電子部品関連の値がさハイテク株中心に軟調となり、同指数を圧迫した。

 東証プライムの出来高は10億4570万株、売買代金は2兆6361億円。騰落銘柄数は値上がり1049銘柄、値下がり686銘柄、変わらず101銘柄。

 市場からは「マーケットは、米利上げ幅の縮小観測を利上げ停止が近いと思い込み、先に米株が上昇したが、それも元に戻った印象だ。ただ、来週13日の米11月CPI(消費者物価指数)や13-14日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に、ポジション・ニュートラルに向けた買い戻しが入る可能性もある」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が軟調。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、TDK<6762.T>、ファナック<6954.T>などの電機株も売られ、ダイキン<6367.T>、コマツ<6301.T>、日製鋼<5631.T>などの機械株も安い。住友ゴム<5110.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、ENEOS<5020.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株も値を下げた。川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>などの海運株や、ニコン<7731.T>、島津製<7701.T>などの精密株もさえない。

 半面、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が堅調。三井住友<8316.T>、りそなHD<8308.T>、コンコルディ<7186.T>などの銀行株も買われた。東電力HD<9501.T>、関西電力<9503.T>、大阪ガス<9532.T>などの電気ガス株や、邦チタ<5727.T>、大阪チタ<5726.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属株も高い。JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>、東急<9005.T>などの陸運株も値を上げた。

 個別では、東京一番<3067.T>、LinkU<4446.T>、テモナ<3985.T>、新日科学<2395.T>などが値下がり率上位。半面、SMN<6185.T>、東リ<7971.T>、アイスタイル<3660.T>、高純度化<4973.T>などが値上がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、17業種が下落した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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