<相場の読み筋>1月18日

2023/1/18 7:45

 17日の米国株式は、NYダウが前週末比391.76ドル安の3万3910.85ドルと5日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同15.956ポイント高の1万1095.113ポイントと7日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億233万株、ナスダック市場が48億4114万株だった。ゴールドマン・サックスが発表した22年10-12月決算は、売上高が市場予想平均に届かず嫌気され、NYダウの重しとなった。1月ニューヨーク連銀製造業景況指数がマイナス32.9と、市場予想平均のマイナス8.7を大きく下回ったことも嫌気された。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、テスラやエヌビディア、イーベイなどが買われた。

 18日の東京株式は、模様眺めムードが広がりそう。日本銀行はきょう、金融政策決定会合の結果を発表する。市場コンセンサスは政策の変更なしだが、変更に動いた場合は相場展開が大きく変わるとみられ、政策変更の有無を確認したいとして、様子見姿勢が強まるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=128円台の前半(17日は128円71-73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=138円台の前半(同139円37-41銭)と円高方向に振れている。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キーエンス<6861.T>、オリンパス<7733.T>、みずほ<8411.T>などが、17日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比110円高の2万6250円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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