<相場の読み筋>1月26日

2023/1/26 7:45

 25日の米国株式は、NYダウが前日比9.88ドル高の3万3743.84ドルと小幅ながら4日続伸、ナスダック総合指数は同20.915ポイント安の1万1313.357ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億7288万株、ナスダック市場が51億4166万株だった。前日の通常取引終了後に22年10-12月の決算を発表したマイクロソフトが下落したほか、25日の取引開始前に同10-12月の決算を発表したボーイングも売られ、NYダウは一時460ドルを超える下げをみせる場面があった。売り一巡後は、自律反発狙いの買いが入ったもようで、取引終了にかけ、小幅ながらプラスに転じた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アルファベット(グーグルの持ち株会社)やアムジェン、メタ(旧フェイスブック)などが下落した。

 26日の東京株式は、堅調な展開か。きのう25日は売り先行後に切り返す動きから、日経平均株価は4日続伸。現地25日の米国株式はまちまちの動きとなったが、好地合いを支えに、しっかりした展開が見込まれる。ただ、決算発表の本格化を控え、模様眺めムードが広がる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=129円台の半ば(25日は130円43-45銭)、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の半ば(同141円91-95銭)と、円高方向に振れている。25日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ローム<6963.T>、日産自<7201.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、25日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比70円高の2万7390円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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