日経平均は23円安、構成銘柄ではキヤノン、りそなHD、三井住友などが値下がり率上位

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株式

2023/1/31 11:01

 31日午前11時時点の日経平均株価は前日比23円52銭安の2万7409円88銭。朝方は、円安・ドル高を支えに買いが先行したが、30日の米国株安が重しとなり、直後にいったん下げに転じた。ただ、すかさず切り返し、一時2万7494円17銭(前日比60円77銭高)まで値を上げる場面もあった。一巡後は上値が重くなり、マイナス圏に押し戻され、小安い水準で推移している。

 日本時間午前10時30分にIMF(国際通貨基金)が世界経済見通しを発表し、23年の実質成長率予測を2.9%と22年10月の前回見通しから0.2ポイント引き上げた。同時に発表された中国1月製造業PMI(購買担当者景気指数)は50.1(22年12月は47.0)と市場予想と一致したが、その後の相場への影響は限られた。

 日経平均構成銘柄では、キヤノン<7751.T>、りそなHD<8308.T>、三井住友<8316.T>などが値下がり率上位。半面、中部電力<9502.T>、東電力HD<9501.T>、サッポロHD<2501.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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