2日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2023/2/2 8:41

ドル・円予想レンジ:1ドル=127円20銭-129円50銭

 2日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=128円台半ばを軸にもみ合いか。FOMC(米連邦公開市場委員会)では0.25ポイントの利上げが決まり、利上げ継続の姿勢は崩さなかったものの、市場は次回会合での利上げを最後に、FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げサイクルをいったん停止するとの期待が根強く、ドル売り・円買いが優勢となった。ややハト派的と捉えられており、東京時間もドル・円の上値は重そう。ただ、ほぼ事前報道通りの内容であるうえ、一部の労働関連指標が強い結果を示している。週末には米1月雇用統計の発表を控えていることから、神経質な展開が続きそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:対外対内証券売買契約等の状況

北米:米新規失業保険申請件数、米12月製造業受注、米10-12月期労働生産性指数

欧州:MPC(英中銀金融政策委員会)の結果公表、ECB(欧州中央銀行)理事会の結果公表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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