日経平均が255円高と4日続伸スタート、円安進行を受け買い先行=6日寄り付き

 6日の日経平均株価は、前週末比255円20銭高の2万7764円66銭と4営業日続伸でスタート。朝方は、6日未明の日銀次期総裁を巡る報道で円安・ドル高が進行した流れを受け、買いが先行した。政府が日本銀行の黒田東彦総裁の後任人事について、雨宮正佳副総裁に就任を打診したと伝わり、現行の金融緩和策が延長される可能性が高い人選と受け止められた。前週末3日に発表された米1月雇用統計の強い内容を背景に円売り・ドル買いが優勢だった動きがさらに強まり、投資家心理の改善につながった。

 東京外国為替市場では、午前9時時点で1ドル=132円近辺(前週末3日午後5時時点で128円59-62銭)、1ユーロ=142円台前半(同140円16-20銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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