JUKIが反落、22年12月期は一転減益見通しに期末配当予想の減額も

株式

2023/2/6 15:31

 JUKI<6440.T>が反落し、15円安の610円まで売られている。前週末3日引け後に22年12月期の連結業績予想を下方修正し、一転減益見通しとなり、期末(一括)配当予想の5円減額も発表し、重しとなった。

 22年12月期業績予想は、売上高が前回予想の1200億円から1174億5000万円(前期比16.0%増)、営業利益は同42億円から28億6000万円(同26.1%減)に引き下げられた。中国のゼロコロナ政策による設備投資需要の回復の遅れや、アジアなど新興国の外貨事情の悪化による購買の先送りなどにより、第4四半期(22年10-12月)の売上高が計画未達となった。利益面では、付加価値の高い事業のポートフォリオの改善途上で、諸コスト負担増に対応する値上げの遅れなどもあり、採算が悪化する。期末配当予想については、25円から20円に修正した。

 なお、通期業績予想は再度の下方修正となり、期末配当予想の減額も2度目となる。

 6日の終値は、前日比12円安の613円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ