グローリーが3日続急伸、23年3月期の連結業績予想を修正、赤字幅が縮小する見込みに

株式

2023/2/8 15:52

 グローリー<6457.T>が3日続急伸し、216円高の2486円を付けた。7日引け後、23年3月期の連結業績予想を修正。赤字幅が縮小する見通しを示し、材料視された。

 23年3月期業績予想で、売上高を2500億円から2550億円(前期比12.6%増)に引き上げ、営業損益は70億円の赤字から5億円の赤字(前期は102億9700万円の黒字)に縮小する見込みとした。半導体などの部品調達難に伴う生産影響が継続していたが、一部を除き部品入手難は緩和しつつあり、生産は改善傾向にあるという。それに伴い国内外ともに販売は徐々に回復に向かっていることなどを織り込んだ。

 23年3月期第3四半期累計(22年4-12月)の決算は、売上高が1785億300万円(前年同期比12.5%増)、営業損益は16億2100万円の赤字(前年同期は86億3300万円の赤字)だった。

 同時に、保有する自己株470万株(消却前発行済み株式数の7.4%)を2月28日付で消却することも明らかにしている。

 8日の終値は、前日比159円高の2429円。

提供:モーニングスター社

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