協和キリンが続伸、23年12月期業績は増収増益見通しに配当の増額を計画

株式

2023/2/8 15:53

 協和キリン<4151.T>が続伸し、227円高の3125円を付けた。7日引け後、23年12月期の連結業績予想(IFRS)を発表。増収増益見通しに配当の増額計画を示し、好感された。

 23年12月期業績は、売上収益4260億円(前期比6.9%増)、コア営業利益880億円(同1.5%増)を予想。日本において4月に予定されている薬価基準引き下げの影響を受けることが予想されるものの、しゅよう性骨軟化症を適応症とする「Crysvita」を中心にしたグローバル戦略品の伸長や、技術収入の増加を見込む。配当は、第2四半期末に27円(前期実績24円)、期末に27円(同27円)の合計54円(同51円)とする計画。

 22年12月期決算は、売上収益が3983億7100万円(前期比13.1%増)、コア営業利益866億9700万円(同32.0%増)だった。

 8日の終値は、前日比187円高の3085円。

提供:モーニングスター社

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