日経平均は218円安、米ハイテク株安を受け半導体関連株などに売り先行

 13日午前10時時点の日経平均株価は前週末比218円18銭安の2万7452円80銭。朝方は、前週末の米国株式市場で長期金利の上昇を背景にハイテク株が下落した流れを受け、半導体関連株などに売りが先行した。先物売りを交えて下げ幅を広げ、2万7400円台で軟調に推移している。

 業種別では、オリンパス<7733.T>、テルモ<4543.T>などの精密株が軟調。ワコールHD<3591.T>、ゴールドウイン<8111.T>などの繊維製品株や、信越化<4063.T>、資生堂<4911.T>、クラレ<3405.T>などの化学株も安い。フジクラ<5803.T>、住友鉱<5713.T>、三菱マテリアル<5711.T>などの非鉄金属株や、住友大阪<5232.T>、太平洋セメ<5233.T>、板硝子<5202.T>などのガラス土石株も値を下げている。任天堂<7974.T>、バンナム<7832.T>などのその他製品株も売られている。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が堅調。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株も買われ、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も高い。出光興産<5019.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も値を上げている。

 個別では、フロンティM<7038.T>、KIスター不<3465.T>、IBJ<6071.T>などが値下がり率上位。半面、サクサ<6675.T>、T&Gニーズ<4331.T>、三井松島HD<1518.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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