日経平均は213円高、米国株高を受け買い先行、一巡後は伸び悩み商状

 14日午前10時時点の日経平均株価は前日比213円26銭高の2万7640円58銭。朝方は、買いが先行した。13日の米国株式市場でインフレ鈍化期待を背景に主要3指数が上昇した流れを受け、寄り付き後まもなく2万7721円82銭(前日比294円50銭高)まで上伸した。一巡後は、戻り売りに伸び悩み商状となっている。

 業種別では、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株が堅調。エーザイ<4523.T>、小野薬<4528.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株も高い。SUMCO<3436.T>、三和HD<5929.T>などの金属製品株や、アサヒ<2502.T>、サントリーBF<2587.T>、日清食HD<2897.T>などの食料品株も値を上げている。任天堂<7974.T>、バンナム<7832.T>などのその他製品株や、HOYA<7741.T>、テルモ<4543.T>などの精密株も引き締まっている。

 半面、リクルートHD<6098.T>、LINK&M<2170.T>などのサービス株が下落。京急<9006.T>、東急<9005.T>などの陸運株も安い。

 個別では、タナベコン<9644.T>、円谷FH<2767.T>、シチズン時計<7762.T>がストップ高カイ気配。半面、オプトラン<6235.T>がストップ安ウリ気配となり、Wスコープ<6619.T>、クロスマーケ<3675.T>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社

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