アイロムGが続伸、CiRAとセンダイウイルスベクターを用いたナイーブ型ヒトiPS細胞の作製技術を開発

株式

2023/2/27 15:55

 アイロムグループ(アイロムG)<2372.T>が続伸し、46円高の1980円を付けた。27日の午後零時30分、同社子会社のIDファーマが、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と共同で、同社グループの基盤技術であるセンダイウイルスベクターを用いたナイーブ型ヒトiPS細胞を迅速に作製する技術を開発し、同技術の独占的な実施に関して共有者実施契約を締結したと発表した。

 同技術により、これまで樹立困難であった細胞種や培養条件からのナイーブ型ヒトiPS細胞の樹立を可能にしたほか、新たに開発された温度感受性センダイウイルスベクターを用いることで、ナイーブ型ヒトiPS細胞樹立後に、不要なウイルスベクターの迅速かつ簡便な除去が可能になったという。

 27日の終値は、前週末比19円高の1953円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ