日経平均は324円高、米国株高で買い先行

 6日午前10時時点の日経平均株価は前週末比324円42銭高の2万8251円89銭。取引時間中での2万8000円台回復は、昨年12月15日以来約3カ月ぶり。朝方は、買いが先行した。前週末の米国株式市場で長期金利の低下を背景に主要3指数が上昇。この流れを受け、先物買いを交えて上げ幅を拡大し、一時2万8285円64銭(前週末比358円17銭高)まで上伸した。その後は、一服商状となっている。

 業種別では、HOYA<7741.T>、ニコン<7731.T>、オリンパス<7733.T>などの精密株が堅調。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、ファナック<6954.T>などの電機株も高い。トヨタ<7203.T>、日産自<7201.T>、マツダ<7261.T>などの輸送用機器株や、日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>、大平金<5541.T>などの鉄鋼株も買われている。郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株や、ダイキン<6367.T>、日立建機<6305.T>、クボタ<6326.T>などの機械株も値を上げている。

 半面、INPEX<1605.T>、K&Oエナジ<1663.T>鉱業株が安い。日本紙<3863.T>、三菱紙<3864.T>などのパルプ紙株もさえない。

 個別では、冨士ダイス<6167.T>がストップ高となり、北陸電力<9505.T>、タツモ<6266.T>などが値上がり率上位。半面、日駐<2353.T>、トーホー<8142.T>、日本ハウスH<1873.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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