日経平均は92円高、利益確定売り先行も一巡後は上げ転換

 7日午前10時時点の日経平均株価は前日比92円73銭高の2万8330円51銭。朝方は、きのう連騰した反動で利益確定売りが先行し、2万8202円59銭(前日比35円19銭安)と安く寄り付いた。ただ、売りは続かず、一巡後は上げ転換。先物買いを交えて堅調となり、一時2万8351円00銭(同113円22銭高)まで値を上げた。その後は、もみ合い商状となっている。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が堅調。神戸鋼<5406.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、サイバー<4751.T>、電通グループ<4324.T>などのサービス株も高い。ソフバンG<9984.T>、KDDI<9433.T>、トレンド<4704.T>などの情報通信株も買われ、上組<9364.T>、三菱倉<9301.T>などの倉庫運輸関連株も引き締まっている。

 半面、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が軟調。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株もさえない。東エレク<8035.T>、TDK<6762.T>、京セラ<6971.T>などの電機株も値を下げている。

 個別では、冨士ダイス<6167.T>が連日のストップ高となり、安永<7271.T>、邦チタ<5727.T>などが値上がり率上位。半面、KeePer<6036.T>、タツモ<6266.T>、ネクステージ<3186.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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