17日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2023/3/17 8:37

ドル・円予想レンジ:1ドル=132円50銭-134円50銭

 17日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=133円台で底堅い展開か。前日は金融システム不安がくすぶるなかでのECB(欧州中央銀行)理事会による大幅利上げを受けてリスクオフの円買いが優勢となったが、複数の米大手銀行がファースト・リパブリック・バンクへの支援を表明したことでドルを買い戻す動きが優勢となった。足元で大きく下落したこともあり、投資家心理がやや好転したことでポジション調整のドル買いが支えになる。とはいえ、依然として先行きの不透明感は強く、積極的に戻りを試すような展開にはなりにくいだろう。

<主な経済指標・イベント>

国内:1月第三次産業活動指数

北米:米2月鉱工業生産、米2月景気先行指標総合指数、米3月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

欧州:ユーロ圏2月HICP(消費者物価指数)

その他:ロシア中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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