日経平均は131円高、米株高で買い先行も一巡後は伸び悩む

 17日午前10時時点の日経平均株価は前日比131円82銭高の2万7142円43銭。朝方は、買いが先行した。16日の米国株式市場で、中堅銀行への信用不安が後退し、主要3指数が上昇。この流れを受け、寄り付き後まもなく一時2万7254円36銭(前日比243円75銭高)まで値を上げた。ただ、一巡後は伸び悩み、一時2万7071円71銭(同61円10銭高)まで押し戻される場面があった。その後は持ち直しているが、戻りは限定されている。

 業種別では、HOYA<7741.T>、ニコン<7731.T>、オリンパス<7733.T>などの精密株が堅調。東武<9001.T>、京成<9009.T>、京急<9006.T>などの陸運株や、第一三共<4568.T>、武田薬<4502.T>、持田薬<4534.T>などの医薬品株も高い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も値を上げ、東エレク<8035.T>、アドバンテス<6857.T>、ソニーG<6758.T>などの電機株も買われている。

 半面、DOWA<5714.T>、UACJ<5741.T>、住友電工<5802.T>などの非鉄金属株が軟調。商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株や、JFEHD<5411.T>、合同鉄<5410.T>などの鉄鋼株も安い。

 個別では、サンリオ<8136.T>がストップ高となり、BBT<2464.T>、冨士ダイス<6167.T>などが値上がり率上位。半面、エニグモ<3665.T>、ハブ<3030.T>、丸文<7537.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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