20日の東京株式市場見通し=反落後は神経質な展開か

国内市況

2023/3/20 7:47

 予想レンジ:2万6900円-2万7400円(17日終値2万7333円79銭)

 20日の東京株式は反落後、神経質な展開か。前週末17日に急反発した反動や、現地17日の欧米株式が下落したことから、売り優勢スタートとなろう。経営危機に陥ったクレディ・スイスを巡り、UBSが株式交換により買収すると発表。また、20日早朝には、日本銀行やFRB(米連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)など6中央銀行が、協調してドル資金の供給拡充を決定した。世界的な金融危機を回避する動きから、売り一巡後は、下げ渋る動きもみられそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=131円台の後半(前週末17日は133円01-03銭)、ユーロ・円が1ユーロ=140円台の後半(同141円81-85銭)と円高に振れている。前週末17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、同17日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同17日の大阪取引所清算値比320円安の2万6710円だった。(高橋克己)

20日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 3月9、10日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」

・10:00 2月民生用電子機器国内出荷

・14:00 2月コンビニ売上高、気象庁3カ月予報

【海外】(時間は日本時間)

・決算発表=(アジア)サニーオプチカル(米国)フットロッカー

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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