22日の東京株式市場見通し=反発後も堅調な展開か

国内市況

2023/3/22 7:47

 予想レンジ:2万7000円-2万7400円(20日終値2万6945円67銭)

 22日の東京株式は、反発後も堅調な展開か。日経平均株価は前営業日の20日に大幅反落した反動や、現地21日の欧米株式が上昇した動きを追い風に、買い先行スタートとなろう。米国と同様に金融機関への警戒感が後退し、金融関連株を中心に買い戻す動きがみられそう。ただ、現地22日には、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を控えていることから、買い一巡後は、模様眺めムードが広がることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台の半ば(20日は131円04-07銭)、ユーロ・円が1ユーロ=142円台の半ば(同139円64-68銭)と円安方向にある。21日のADR(米国預託証券)は円換算値で、クボタ<6326.T>、ソニーG<6758.T>、京セラ<6971.T>などが、20日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比440円高の2万7110円だった。(高橋克己)

22日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・IPO(新規上場)=SHINKO<7120.T>(スタンダード)

・公示地価

【海外】(時間は日本時間)

・FOMC(米連邦公開市場委員会)終了後、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長会見(経済見通し発表)

・ブラジル中銀政策金利発表

・WBC(ワールドベースボールクラッシック)決勝、日本代表「侍ジャパン」対米国

・インド市場休場

・イスラム世界ラマダン入り(4月20日頃まで)

・決算発表=(アジア)チンタオビール、ウーシー・バイオロジクス、テンセント・ホールディングス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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