老舗中薬企業の北京同仁堂、22年12月期通期決算は約15%の増益

サーチナ

中国株

2023/3/24 9:11

 中国の老舗中薬企業、北京同仁堂科技発展(01666/香港)が3月23日、2022年12月期通期の決算を発表した。売上高が約10%、純利益が約15%増加して増収増益となった。

 22年12月期の売上高は59億9184万人民元で、前期の54億48万元から10.95%増加した。このうち、主力事業である中薬製品の販売は59億2936万元で前期比11.17%増だった。また中薬製品の中国本土での売上高は48億4899万元(同9.52%増)、中国本土以外が10億8036万元(同19.20%増)となり、中国本土での売上増が目立った。売上総利益率は43.26%で、前期から0.83ポイント上昇した。

 当期純利益は10億162万元で、前期の8億6684万元から15.55%増加した。会社所有者に帰属する純利益は5億8288万元で前期比14.91%増だった。1株あたり純利益(EPS)は0.46元で前期より0.06元上昇した。研究開発費は7843万元で、前期の4890万元から60.39%の増加となった。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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