日経平均は82円安、円高が重しで売り先行

 24日午前10時時点の日経平均株価は前日比82円02銭安の2万7337円59銭。朝方は、売りが先行した。米長期金利の低下を背景にした円高・ドル安が重しとなり、一時2万7293円99銭(前日比125円62銭安)まで値を下げた。その後下げ渋っているが、戻りは限定されている。

 業種別では、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>、T&DHD<8795.T>などの保険株が軟調。野村<8604.T>、大和証G<8601.T>などの証券商品先物株や、オリックス<8591.T>、クレセゾン<8253.T>などのその他金融株も安い。三菱UFJ<8306.T>、みずほ<8411.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株も売られている。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、三井不<8801.T>、住友不<8830.T>、東建物<8804.T>などの不動産株も値を下げている。

 半面、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が堅調。石油石炭製品株では、コスモエネH<5021.T>が上昇。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、スクリン<7735.T>などの電機株も買われている。

 個別では、HEROZ<4382.T>、テノHD<7037.T>、ジャムコ<7408.T>などが値下がり率上位。半面、ギフトHD<9279.T>、フジHD<4676.T>、リブセンス<6054.T>などが値上がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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