【深センIPO】口腔ケア用品の重慶登康口腔護理用品が27日に公募開始、4304万株発行予定

サーチナ

中国株

2023/3/27 9:22

 深セン証券取引所のメインボードへの上場を目指す、重慶登康口腔護理用品(001328/深セン)が3月27日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。4304万株を発行予定で、公募価格は20.68元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。

 同社は2001年設立。口腔ケア用品の研究開発、生産、販売を主業務とする。中国国内で影響力を持つ口腔ケア専門企業として、「登康」、「冷酸霊」、「医研」、「貝楽楽」といったブランドで歯磨き粉、歯ブラシ、マウスウォッシュ液に加え、電動歯ブラシ、口腔洗浄器などを取り扱う。中でも「冷酸霊」ブランドの歯磨き粉は中国の知覚過敏ケア歯磨き粉市場シェアの60%程度のシェアを誇る。

 また、オフライン販売チャネルにおける同社の中国歯磨き粉製品市場シェアは小売額ベースで7%程度、販売量ベースで10%程度となっており、業界全体で4位、中国国内ブランドでは2位。「冷酸霊」ブランド歯ブラシの21年オフライン市場シェアは小売額ベースで業界5位、中国国内ブランドで3位。児童向け歯磨き粉のオフライン市場シェアは小売額ベースで7.15%の業界5位、歯ブラシは5.66%の業界3位。

 22年12月期の売上高は13億1333万元(前期比14.95%増)、純利益は1億3461万元(同13.25%増)。23年1〜3月期の業績予測は、売上高が3億2600万〜3億4300万元(前年同期比5.27〜10.76%増)、純利益が3100万〜3350万元(同9.04〜17.83%増)。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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