セレンディプがストップ高、フッ素フィルムを用いたアンテナ一体型高周波伝送路を開発

株式

2023/3/28 16:20

 セレンディップ・ホールディングス(セレンディプ)<7318.T>が、ストップ高となった。27日引け後、連結子会社の天竜精機が、フッ素フィルムを用いたアンテナ一体型高周波伝送路を開発し、近畿大学工学部と連携した試験運用を通じ、5G対応端末への適応を確認したと発表、材料視された。

 今回天竜精機は、特許取得済み工法並びに構造体を応用した独自技術により、フッ素フィルムを用いた伝送路を開発。送受信アンテナと一体化することで、伝送路とアンテナの接続部分の伝送ロスを下げ、伝送効率を一層高めて薄型化した「アンテナ一体型高周波伝送路」を開発した。同製品は、材料接合に接着剤を使用しない工法のため、厚さ0.35ミリメートル(対従来品比54%)と非常に薄く、軽量であるため、スマートフォンや薄型PC(パソコン)への搭載がしやすいという特性があるという。

 28日の終値は前日比150円高の1020円

提供:ウエルスアドバイザー社

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