30日の東京株式市場見通し=しっかりした展開が続きそう

国内市況

2023/3/30 7:54

 予想レンジ:2万7600円-2万8000円(29日終値2万7883円78銭)

 30日の東京株式は、しっかりした展開が続きそうだ。現地29日の欧米株式が上昇したことを受け、買い先行スタートとなりそう。配当再投資に絡んだ先物買いも見込まれ、堅調な推移が期待される。日経平均株価で250円強とみられる3月期末配当落ち分を、即日で埋めることができるか否かが、先行きの相場展開を読むうえでポイントとなるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台の半ば(29日は131円97-99銭)、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の後半(同143円02-06銭)と円安に振れている。29日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニーG<6758.T>、アドバンテス<6857.T>、ローム<6963.T>などが、29日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比215円高の2万7805円だった。(高橋克己)

30日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・2年国債入札

・IPO(新規上場)=ノバシステム<5257.T>(スタンダード市場)、ビズメイツ<9345.T>(グロース市場)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米10-12月期GDP確定値、米週間の新規失業保険申請件数

・南ア準備銀行金融政策決定会合

・メキシコ中銀金融政策決定会合

・インド市場休場

・決算発表=(アジア)チャイナエバーブライト

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ