31日の東京株式市場見通し=反発後もしっかりした展開か

国内市況

2023/3/31 7:48

 予想レンジ:2万7600円-2万8000円(30日終値2万7782円93銭)

 31日の東京株式は、反発後もしっかりした展開か。きのう30日の日経平均株価は、3月配当・権利落ち日で、市場推定落ち分の257円程度よりも下げ幅は小さかった。「実質的には堅調だった」(中堅証券)との見方もあり、底堅い展開が期待される。ただ、期末、月末、週末が重なることもあり、取引時間の後半にかけて見送りムードが広がる可能性もありそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台の半ば(30日は132円40-42銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の半ば(同143円71-75銭)と円安方向に振れている。30日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日立<6501.T>、アドバンテスト<6857.T>、東エレク<8035.T>などが、30日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比140円高の2万7940円だった。(高橋克己)

31日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 3月東京都区部消費者物価、2月失業率・有効求人倍率

・ 8:50 2月鉱工業生産、2月商業動態統計

・14:00 2月住宅着工

・IPO(新規上場)=Fusic<5256.T>、ココルポート<9346.T>(グロース市場)、エコム<6225.NG> (メイン市場)

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 中国3月コンポジットPMI・製造業PMI・非製造業PMI

・18:00 ユーロ圏2月失業率

・21:30 米2月個人所得・個人支出

・23:00 3月米ミシガン大学消費者景況感指数(確報値)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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