日経平均は274円高、構成銘柄では三井物産、神戸鋼、日本製鉄などが値上がり率上位

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株式

2023/3/31 11:03

 31日午前11時時点の日経平均株価は前日比274円19銭高の2万8057円12銭。朝方は、買い優勢で始まった。金融システム不安が一段と後退し、30日の欧米株式市場で主要株価指数が軒並み上昇。円安・ドル高も支えとなり、日経平均株価は一時2万8124円62銭(前日比341円69銭高)まで上伸した。一巡後は戻り売りに伸び悩む場面もあったが、買い気は根強く、足元ではしっかりとなっている。

 日本時間午前10時30分に発表された中国3月の製造業PMI(購買担当者景気指数)は前月比0.7ポイント低下の51.9(市場予想は51.6)、非製造業PMIは同1.9ポイント上昇の58.2(同55.0)となり、ともに市場予想を上回ったが、直後の反応は限定された。

 日経平均構成銘柄では、三井物産<8031.T>、神戸鋼<5406.T>、日本製鉄<5401.T>などが値上がり率上位。半面、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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