<相場の読み筋>4月17日
2023/4/17 7:45
前週末14日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比143.22ドル安の3万3886.47ドル、ナスダック総合指数が同42.806ポイント安の1万2123.466ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が7億9722万株、ナスダック市場が28億7747万株だった。ウォラーFRB(米連邦準備制度理事会)理事が講演で、一段の利上げに前向きな姿勢を示した。利上げ継続への警戒感から、売りが優勢となった。また、米3月小売売上高が前月比1.0%減となり、市場予想平均の同0.4%減を下回ったことから、景気の減速も意識された。NYダウ採用銘柄では、ボーイングやトラベラーズ、ユナイテッドヘルスなどが、値下がり率の上位に入っている。
17日の東京株式は、堅調な展開か。日経平均株価は、前週末14日の強い動きが継続し、買い優勢のスタートとなりそう。前週末14日の日経平均先物・オプション4月限SQ(特別清算指数)値2万8519円43銭が、意識される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の後半(前週末14日は132円21-23銭)、ユーロ・円が1ユーロ=147円台の前半(同146円29-33銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄には支えになるとみられる。前週末14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ファナック<6954.T>、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などが、同14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同14日の大阪取引所清算値比70円高の2万8490円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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