<今日の仮想通貨市況>BTCは一時2万7000ドル割れ、米CPI受け乱高下

仮想通貨

2023/5/11 9:29

 11日午前9時25分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=369万円前後(過去24時間比1.6%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=24万7000円前後(同1.8%安)、XRP(XRP)が1XRP=57円台半ば(同1.3%安)となっている。

 10日の主要な暗号資産は、米4月CPI(消費者物価指数)の結果を受けて一時急伸したものの、買い一巡後は売りが優勢となった。ビットコインは一時2万8000ドル台を回復したが、11日未明から売りが強まり、約1カ月半ぶりに2万7000ドルを割り込む場面もあった。その後は下げ幅を縮小しているが、朝方の時点ではCPI発表前の水準でもみ合っている。

 11日は、G7(主要7カ国)が暗号資産の個人間取引の規制検討を国際組織の金融活動作業部会(FATF)に要請すると報じられている。個人間取引が資金洗浄や経済制裁の抜け穴になる可能性を排除するのが目的としている。

(イメージ写真提供:123RF)

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