19日の東京株式市場見通し=堅調な展開が続きそう

国内市況

2023/5/19 7:47

 予想レンジ:3万400円-3万1000円(18日終値3万573円93銭)

 19日の東京株式は、堅調な展開が続きそう。日経平均株価は連日で年初来高値を更新した強い動きや、現地18日の米国株式が続伸した動きから、買い先行スタートとなろう。外国為替市場で、ドル・円が1ドル=138円台の半ば(18日は137円81-83銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=149円台の前半(同149円06-10銭)と小動き。対ドルでの円安を評価し、輸出関連銘柄を中心に堅調な値動きが期待される。ただ、後場の取引終了前の時間帯では、週末要因や急ピッチな上昇に対する警戒から、ポジション調整の売りで、上値が重くなることもありそう。18日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日本製鉄<5401.T>、アドバンテスト<6857.T>、ローム<6963.T>などが、18日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比315円高の3万905円だった。(高橋克己)

19日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 4月全国消費者物価指数

・13:30 3月第三次産業活動指

・決算発表=SOMPOH<8630.T>、MS&AD<8725.T>、東京海上<8766.T>

【海外】(時間は日本時間)

・22:00 パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長発言

・G7(主要7カ国)広島サミット(21日まで)

・トルコ市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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